仕事が思うように回らない!?原因は〇〇にあった

看護師マインド
あやか
あやか

あの人と一緒だと、思うように仕事が回らないんだよな…。

アンディ
アンディ

そういう時あるよね。

仕事のペースが合う人、合わない人とでは仕事の捗りが違うよね。

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仕事のペースとは

例えば、自分がリーダーをしていて指示を取った後にすぐにやってほしいことってありませんか?

・検体の採取
・点滴の流量変更
・新たな点滴の開始

要は治療に直結するような指示は受けた後、出来るだけスムーズに行うものです。

検査の結果をもとに治療内容を変えたり、利尿剤などの点滴が開始になった場合は反応尿をみたりしなければなりません。

検査出しやナースコール対応、清潔ケア、バイタルサイン測定、生活指導など…

毎日多忙の中で、それぞれ優先順位をつけて看護師は業務にあらなければなりません。

そんな中で、イレギュラーな指示が入った時に、重要性を理解していたとしても、依頼された指示をどのタイミングでやるかは人によって異なってきます

もちろん、痙攣発作や心停止など、目の前で急変をしている場合はどの業務よりも蘇生が優先されることでしょう。

しかし、特に検体の採取などは時間のかかるものであり、数多くのやらなきゃいけないことを中断してやるには気がひける時もあります。

このように、受け持ち看護師はあらかじめ立てているスケジューリングにイレギュラーなイベントが入るわけですから、それを最優先に行うことが難しい状況がほとんどです。

しかし、リーダーは医師とのやりとりもあり、指示受けした以上、早めに依頼をして優先的に行なって欲しいと思っているはずです。

逆パターンもあります。

受け持ちをしていて、患者から質問されたことや疑問に思ったことで、医師に早く確認して欲しい項目であっても、リーダーによってはすぐに取り繕ってくれないという具合でしょうか。

このように依頼した側と依頼された側のやりとりが仕事のペースに影響するのだと僕は考えます。

仕事のペースが合う人合わない人

僕の経験上、3パターンあります。

①仕事のペースが合う人
②ペースは違うけど、優先してくれる人
③仕事のペースが合わない人

それぞれ確認していきましょう。

①仕事のペースが合う人

これは、紛れもなく依頼した側とされた側が意見の食い違いもなく、スムーズにことが運ぶ人です。

リーダーとして、何かを依頼した時に、優先順位を考えてすぐに依頼内容を対応してくれる人。

逆に受け持ちから確認の依頼をリーダーにした時に、スムーズに医師に確認してくれる人などです。

長年、同じ部署での経験があって、お互いの価値観や性格などを理解し合えているとペースが合うことが多い特徴があります。

また、部署経験が浅い関係であっても、割と経験年数が高い人同士であれば、優先順位の判断が優れているため、ペースは合うでしょう。

いずれにしても、日頃からコミニュケーションをとりながら、相手を理解しようという姿勢がお互いに必要になってきます。

②ペースは違うけど、優先してくれる人

これは、あまり関係性が良くなくても、スムーズにことが進むことを理解してる経験年数が高めな人であったり、新人や若年層のスタッフに当てはまります。

経験年数が高いため、仕事が早い遅いにかかわらず、指示の重要性を理解して、それを優先して行なってくれる人は多いでしょう。

ただし、自分よりも経験年数が高い場合は嫌な顔をされたり、小言を言われることもあるでしょう。

あとは、経験年数が浅い人たちは、先輩からの依頼ということで優先してくれることがほとんどです。

しかし、自分の業務を疎かにしてまでやってくれることもあるため、そこのフォローもきちんとしてあげることが大切です。

③仕事のペースが合わない人

これは、まさに個人プレーな人。

人の意見に耳を傾けない、自分中心で仕事を回している人に多い特徴です。

あとは、経験年数が高い人ほど自分の看護ペースというものがあり、臨機応変な対応がなかなか難しいと感じる人も多いでしょう。

個人的には副主任や主任など、役職がついているような、いわゆる“お○さん看護師”に多い気がします。(あまり大きな声で言えませんが…。)

経験年数が浅い人でも、もともと優先順位をうまくつけられず、毎日サービス残業をしているような人も、マイペースに仕事をしていることが多いため、お尻を叩いてあげる必要があります。

このように、僕の経験上この3パターンに当てはまる人がほとんどだと思います。

あなたの職場でも、ぜひ思い出してみてください!

仕事をうまく回すためには

ペースが合う人合わない人がいることがわかったところで、仕事をスムーズに回すためには一体どうしたらいいのでしょうか?

ペースが合う人はまだしも、それ以外の人たちが勤務にいる場合、依頼をしてもなかなかすぐに対応してくれません。

でも、それをやってもらわないためには仕事が押してしまうこともあるでしょう。

今回は僕が普段、個人的に行なっている対処法をお伝えします。

✅それがこちら

・緊急性を出す
・時間を決める
・自分でやる

一つずつ見ていきましょう。

緊急性を出す

人を動かしたい時は緊急性を出すことをおすすめします。

もちろん、ウソの依頼は良くありません。

依頼内容に緊急性がなかったとしても、自分が困っていて、焦っている感を出すことで相手に伝わることがあります。

リーダーが指示の依頼をする場合は、しっかりとすぐに実施しなければならない理由も一緒に伝えましょう。

受け持ちがリーダーへ確認の依頼をするのであれば、患者が困っていること、自分も困っていることを素直に伝え、早めに取り繕ってもらうのがいいでしょう。

時間を決める

これが1番理にかなってるかもしれません。

“〇〇までに”と時間を決めることで、人は行動しやすくなります。

リーダーからの依頼の場合は、「早く結果をみたいので、〇分までに採血をとってくれますか?」のように依頼をすることで、受け持ちはスケジューリングをしやすくなります。

受け持ちがリーダーへ依頼をする場合、すぐに確認が必要な場面というのは、退院時であったり、検査に呼ばれ降りるタイミングであったりすることがほとんどだと思います。

なので、「〇〇さん、何時に退院なんですけど、〇〇を確認していただけませんか?」のように、その内容が分からなければ、退院できない、検査できないという状況をしっかりと相手に伝える依頼の仕方がいいでしょう。

自分でやる

僕はリーダーの時にこれをやりがちですが、依頼してもすぐに動いてくれない“ペースの合わない人”への指示が入った場合、それをリーダーをしながら自分でやってしまいます。

その方が断然早い。

実施した後に、「〇〇さんの、〇〇やっておきました!」と事後報告するようにしています。

そうすると、「ありがとう!助かる!」と感謝されることがほとんどです。

受け持ちをしている時も、自分で電話で確認をした後に、「リーダー忙しそうだったので、確認しておきました」とお伝えする場合もあります。

しかし、医者とのやりとりはリーダーを通して行うという病院も少なくないと思うので、受け持ちが勝手に医者と確認すること自体、ルール違反となってしまうところもあるかもしれないので注意が必要です。

どちらにしろ、トラブルを避けるために、自分が行ったことは事後でもいいので、必ず相手にきちんと伝えるようにしましょう。

今日は仕事のペースに関してお話ししてきました。

人はそれぞれ考え方や価値観が違うので、全てが思い通りにいくものではありません。

しかし、伝え方を工夫したり、態度を工夫したりしてみると、意外と人を動かすことができたりします。

自分がスムーズに仕事を回せるように、色々と工夫してみましょう。

それでは、今日もお疲れ様です!

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